はじめに


こんにちは、組織アドバイザー育成協会の藤原桜雪(ふじわらおうせつ)です。

私達は生活するうえで自分以外の人達と関わり合って生きており、周りの人達からの助けが無ければ生きていけません。

親と子、先生と生徒、上司と部下、お店の店員とお客さん・・・

無意識のうちに人との関わりをもち、その関係が友好であればあるほど、楽しい人生を過ごせるのではないでしょうか。

私はその「人との関わり」について研究し、

“ベビケーション”
として多くの人に広める活動をしています。

こうやって聞くと小難しそうなイメージをもたれるかもしれませんが、私は誰にでも理解してもらうように、人間を3つのパターンに分類することによってより分かりやすい体型を確立しました。

この3つのパターンを理解することによって、自分と相手の行動や思考を理解することができ、結果的にどんな相手ともよりよい関係を築くことができるようになる。

これが“ベビケーション”なのです。

占いとは違う


人間を分類してタイプを分ける典型的なものとして占いがあります。

血液型、干支、星座など多種多様な方法によって人を分類し、それぞれタイプ別に性格、思考、行動、相性などを分けていますよね。

しかし、占いとベビケーションは似ているようで実は全く違うものなのです。

まず、占いは月や日によって運勢が変わっていきます。

これは占いには「時間」という概念が存在するからです。

同じ1年を過ごすのでも、去年と今年で運勢が異なってくるように、時間が経つにつれて運勢の良し悪しが変化するのが占いです。

しかし、ベビケーションには「時間」という概念が存在しません。

なぜなら、ベビケーションによって導き出されるのは、どれだけ年月が経っても全く揺らぐ事のないその人自身の本質だからです。

この世に生を受けてから亡くなるまで、あなたはあなたですよね?

ですから、あなたの中にある本質はあなたがこの世から居なくなるまで決して変わる事が無いのです。

ベビケーションは、そういった人それぞれがもっている不変的な部分を解明するものなのです。

そして、人間を3つのタイプに分けました。



私は長年の研究により、人間を3つのパターンに分けることに成功しました。

もちろん、100人いれば100通りの個性があるように、この世に1人たりとも自分と全く同じ人間は存在しません。

しかし、“人間関係を築くための方法”だけに焦点をあてはめると、実はこの3つのパターン以外にはありえないのです。

私はその3つのタイプを

「手利き」
「目利き」
「耳利き」


と呼んでいます。

なぜこのように分けたのか?それは

その人がどこで情報を得るのかというところにポイントを当てたのです。

人間には五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)があります。

しかし、人によってどこから情報を得ると一番理解しやすいのかが違ってきます。

特に人との関わりで使われる感覚は視覚、聴覚、触覚の3つ。

つまり、この3つの感覚のうち、その人がどの感覚から一番情報を得ているかによってその人の考え方や行動などが分析できるのです。

では、具体的にどう違うのか説明していきましょう。


手のタイプの説明


手利きの人間を分かり易く例えるなら、目が見えなくて、耳が聞こえない状態だと思ってください。

情報を得るには手とか、匂いで物を判断するしかありませんね。


ホットコーヒーの入ったカップを手利きの人間に説明したいのならば、口で説明したりするのではなく、手に渡してあげた方が、相手が一番理解してくれます。


脳内麻薬といわれている、ドーパミン(快楽ホルモン)というものがあります。

これは、勝手に自分で出すことも、止めることもできません。

ですが、ベビケーションでは、そのスイッチをこちらでコントロールすることができます。

ある言葉をかけてそのスイッチをコントロールします。


ドーパミンが出ている状態とは、「寝る前のウトウトしている状態」や、「 お酒を飲んでいるほろ酔い加減」などの自分での判断ができないような状態

一種の催眠状態のような状態とも言えるでしょう。

手利きの人のドーパミンを出すスイッチ言語とは。

「若いですね。」
「あなたのおかげですよ。」
「あなたといると安心します」

こういった言葉で手利きの人は、ドーパミンが出ます。

『手利き』…医学的にいうと頭頂葉(頭の頂上の方に位置する脳)の部分がよく働い
ています。


目利き


目利きの人間を分かり易く例えるなら、手が縛られていて、耳が聞こえない状態だと思ってください。

情報を得るには目から物事を判断するしかありません。

ホットコーヒーの入ったカップを目利きの人間に説明したいのならば、目の前に持っていけば、湯気と色を見てホットコーヒーだと理解してくれます。

目利きの人が情報を得る場合、「物」自体が見えていれば言葉で説明されなくても認識することができます。


目利きの人のドーパミンを出すスイッチ言語とは。

目に関わるようなこと、例えば見た目を褒める言葉でドーパミンが分泌されます。

「かっこいいですね〜!」
「その服いいですね」
「そのマフラー素敵ですね。」

上記のような言葉でドーパミンが出ます。


また、目利きの人には特徴が2つあります。

白黒はっきりしてる、0か100といった人。全て自分で決定していく人が多いです。

もう1つの特徴は人の話を7秒しか聞けない。

相槌は打っているものの、全然頭に入っていっていないという特徴もありますので、目利きの人に物事を説明する場合は、最初に結論から話し始めると相手は納得してくれるでしょう。

『目利き』…医学的にいうと後頭葉(頭の後方に位置する脳)の部分がよく働いています。

耳利き


耳利きの人間を分かり易く例えるなら、手が縛られていて、目が見えない状態だと思ってください。

事細かく、物事を伝える。

色は●●で、長さは●●で、重さは●●で・・・

口でしっかりと説明してあげることで、より理解してくれるでしょう。

ホットコーヒーの入ったカップなら、そのカップのサイズやコーヒーの量など、特徴を詳細まで伝えてあげることが一番理解するのが早いでしょう。

耳利きの人のドーパミンを出すスイッチ言語とは。

「上品ですね。」
「尊敬してますよ。」

上記のような言葉でドーパミンが出ます。

『耳利き』…医学的にいうと側頭葉(頭の側面に位置する脳)の部分がよく働いています。


あなたはアメリカ人?


分かりやすいようにここで1つ例をあげてみましょう。

まず、先ほどお話しした3つのパターンを

手利き=日本人
目利き=アメリカ人
耳利き=ドイツ人

とします。

もし、あなたが手利きであれば、日本人との関係を築くのはとても簡単です。

しかし、アメリカ人やドイツ人の人達と関係を築くにはかなり苦労されるはず。

言葉が違うから?いえいえ言葉など勉強すればすぐに話せるようになります。

私が言いたいのは

アメリカ人にはアメリカ人の考え方、ドイツ人にはドイツ人の考え方があるということ。

国が違えば文化も違いますし、育った環境も違うわけですから、当然考え方も違ってきますよね。

にもかかわらず、日本人と同じような付き合い方をしていては、アメリカ人もドイツ人も快くは思わないでしょう。

しかし、もしあなたがアメリカ人の気持ち、ドイツ人の気持ちが分かっていたなら、きっと日本人とは違った接し方をするはずです。

なぜなら、日本人とアメリカ人とドイツ人は全く違う考え方を持っていることを理解しているから。

考え方が違えば、相手に求めているもの、相手に求められてほしいものだってそれぞれ違いますよね。

日本人に対してしてあげた親切が必ずしもアメリカ人やドイツ人に対しても親切だとは言い切れません。

このようにベビケーションとは

人によって異なる考え方の本質を理解し、人に合わせて臨機応変に付き合い方を変えていく術を身につけ、どんな人とでも友好な関係を築けるようになるための学問なのです。